今は世界中でスマートグリッドに対する導入が行われていて、色んな取り組みが行われています。その為に、他の国でうまくいっている事例だからと言って日本でも導入したら良いのかと言うとそうでもない様です。何故かと言うと、スマートグリッドは万能と言う訳では有りません。更に各国、各地域で抱えている問題や課題は違います。それ故に使いたいプロジェクトも違って来る事になるのです。スマートグリッドを単に導入したとしても問題解決にはなりません。スマートグリッドはあくまでも問題解決へのきっかけ作りをしてくれるツールにすぎないのです。ですからスマートグリッドを導入する際には今どんな問題が有り、課題は何が有るのかと言う事を見極める事から始めていくと良いでしょう。そしてその問題や課題は電力を供給する側から見た物だけではなく、電力を需給する側からも見て行かなくてはならないと考えられます。
日本においてスマートグリッドを導入する意味、そこに置かれた課題に関しては、現在のエネルギー事業者、新しいエネルギー事業者、消費者と言った全ての方から見て、それぞれ異なった意見を出していかなくてはならないのです。スマートグリッドと一言で言っても導入するには様々な分野の業者と連携を取って初めて実現する物になります。その全ての方面で話し合い、試行錯誤していかなければならないのです。それが解決した時、初めてスマートグリッドの機能が生かされる様になるのではないかと思うのです。